PCoMS & RISME
ソフトウェア講習会 - OCTA講習会&トレーニング2022-
概要と申込フォーム
日 程: |
第1回 2022年1月14日(金)13:30 - 17:00 第2回 2022年1月21日(金)13:30 - 17:30 |
||||||||||||||||||||||||||||||
開催方法: |
完全オンライン (WebEX)
|
||||||||||||||||||||||||||||||
共催: |
計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS) 極限環境対応構造材料研究拠点(RISME) |
||||||||||||||||||||||||||||||
協賛: |
東北大学 金属材料研究所 計算材料学センター(CCMS) |
||||||||||||||||||||||||||||||
対象者: |
どなたでもご参加いただけます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
使用言語: |
日本語 |
||||||||||||||||||||||||||||||
参加費: |
無料 |
||||||||||||||||||||||||||||||
定員: |
第1回&第2回参加(実習付き):40名 第1回のみ:60名 |
||||||||||||||||||||||||||||||
申込方法 と締切: |
こちらの[申込フォーム]より、2022年1月12日(水)までにお申し込みください。 なお、定員に達した場合は早期に申込を締切とさせていただきます。 ご了承ください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
概要: |
計算物質科学人材育成コンソーシアム(Professional development Consortium for Computational Materials Scientists : 以下、PCoMSと略す。)は、広範囲な計算物質科学(Computational Materials Science:以下、CMSと略す。)分野及びCMSに興味のある実験物質科学分野の博士人材(博士課程学生、博士研究員、助教など)や若手研究者(助教、准教授相当の研究者)を対象に、産学官の多様な場で次世代リーダーとなる人材の育成を進めています。特に、博士人材を対象としたイノベーション創出人材育成事業では、産学官の幅広い分野でCMS分野の研究成果や技術の汎用化を図る人材を育成しています。また、材料開発の現場である企業との連携を進めています。さらに、マテリアルDXへの取組強化のために、構造材料研究におけるデータ活用型マテリアル工学の構築を目指す「極限環境対応構造材料研究拠点(RISME)」との連携も進めています。
その活動の一環として、産学の双方で利用者が多く、マルチスケールシミュレーションに加え、シミュレーション結果の機械学習も可能な「ソフトマテリアルのための統合シミュレータ: OCTA」の講習会を、RISMEとの共催で実施いたします。 「ソフトマテリアルのための統合シミュレータ:OCTA」は経済産業省およびNEDOの出資による「高機能材料設計プラットフォームの研究開発」(通称「土井プロジェクト」)の成果物として2002年に公開されました。プロジェクト終了後もバージョンアップが続けられ、2021年6月には最新版のOCTA8.4がリリースされました。また、2017年7月には、OCTAの応用事例をまとめた成書である「高分子材料シミュレーション-OCTA活用事例集」(化学工業日報社)の増補版も発行されました。2016年7月には同書の英訳に相当する”Computer Simulation of Polymeric Materials. Applications of the OCTA System"もSpringer社から出版されています。 さらに、経済産業省およびNEDOの出資により、2016年度に産業技術総合研究所を中心として始動した「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」においてAI活用による材料開発の加速などを目的としてOCTAの機能拡張が実施され、その成果の一部はOCTA8.4にも搭載されています。 これらの背景のもとに、このたび新たな拡張機能を含めたOCTAの講習会とトレーニングを開催します。OCTAを使い始めたばかりの方、これからOCTAを使ってみようとする方、あるいは「そもそもOCTAって何?」という興味を持たれた方など、主に初心者向けの内容です。 1月14日(第1回)はシミュレーションに用いられている理論的背景の解説を行い、1月21日(第2回)は実際にOCTAを使って操作法を学んでいただきます(各自のPCにOCTAをインストールして頂きます)。 1月21日(第2回)の実習の時間では、 ・OCTAの代表的な入出力ファイルとその可視化方法 ・OCTA上でのPythonスクリプトの使い方 ・COGNAC(分子動力学エンジン)とSUSHI(平均場法エンジン)を用いたマルチスケールシミュレーション ・AITool(機械学習ツール)を用いたシミュレーション結果の機械学習(画像分類) などを取り上げます。 また、最後にOCTAに関する総合的な質疑応 答の時間を取り、ユーザー、エンジン開発者との直接的な議論の場を設けます。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
プログラム: |
|
||||||||||||||||||||||||||||||
■各自でご用意いただく物 トレーニングではOCTA8.4を用います。 以下の手順を参考に、できるだけ事前にインストールを行っておいてください。 ■トレーニングで用いるOCTAのダウンロード方法 対応OS 今回の講習会はWindowsOSにて説明を行います。テキストはWindows向けの記載です。 当日の実習のサポートOSはWindowsに限定させていただきます。 ご用意いただくWindowsOSは8、10のいずれかでお願いいたします。 Linux/Macについては、事前にインストールしていただき、問題が生じた際にご自身で対応いただける場合は受講可能です。講習会当日、講師によるサポートはできませんのでご注意下さい。 拡張OCTA(AItool)の機能はLinuxでは動作確認済みですが、Macでは未確認です。 (1)OCTA-BBSのサイトにアクセスしてください。 http://49.212.191.63/phpBB/ ※初めての方は上記サイトでアカウント登録を行うことを推奨します。 (インストーラのダウンロードのためには不要です) (2)上記サイトにあるOCTA8.4の中に入って下さい。 「OCTA8.4 for Windows is released!」に含まれる「OCTA84_WIN64.exe」がインストーラです。 ダウンロードしたインストーラを実行して、インストールしてください。 対象OSはWindows 8, 10の64bit版となります。 (3) インストール後、COGNACなどのエンジン実行時にエラーが出る場合、 「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(2015, 2017)」 をインターネットで検索、ダウンロードしてインストールしてください。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
問合せ先: | 東北大学金属材料研究所 計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS)事務局 メール: pcoms=imr.tohoku.ac.jp (=を@に変更してください。) |