PCoMS東北大

H29年度計算物質科学セミナー

本セミナーは、物質科学分野の大学院生や若手研究者の方を主な対象として、 異分野の方にもわかりやすく計算物質科学の入門レベルの内容から最新の研究内容の一端までを紹介します。 今回は、「電子状態計算法」(2018年2月26日)と「ガラス」(2018年2月28日)がテーマです。部分参加も可能ですので、ぜひ、ご参加ください。

日 程: 2018年2月26日(月)13:30 - 17:00 

2018年2月28日(水)13:30 - 17:00 

会  場:
接続方法
【メイン会場】

・東北大学 青葉キャンパス
    理学研究科合同B棟 7階 721室(大会議室)(仙台) 
(定員:15名程度)
 
【同時配信会場*】

・東北大学 片平キャンパス 
  金属材料研究所国際教育研究棟 2階セミナー室1(仙台) 
(定員:16名程度)
・東京大学 柏キャンパス 物性研究所 第4セミナー室(A614)(柏)(定員:24名)(事前申込が無かったため、開講しません。)
・物質・材料研究機構 千現地区 研究本館♯506 (つくば)(定員:15名)(事前申込が無かったため、開講しません。)

【その他】

・ご自身のPCでの参加**

(定員:20名程度)

講師: 山崎 馨***(2/26)、芝 隼人***(2/28) [***東北大学 金属材料研究所 特任助教(研究)]

参加費: 無料

参加申込: こちらの申込フォームからお申し込みください。

*同時配信会場については、2/23(金)15:00までにお申し込みがない場合は開講しません。 当日参加も可能ですが、事前のお申し込みをおすすめします。

**事前申込をいただいた方(先着20名程度:2/25(日)24:00までにお申し込みください。 )は、ご自身のPCからインターネットに接続できれば、どこからでも受講が可能です。以下の申し込みフォームで「ご自身でのPCでの参加」を選択ください。
受講には、web会議システムOmniJoinを利用します。
インターネットへの接続と、windowsOSもしくはMacと、スピーカー、ウェブカメラ、マイクがあれば、質疑応答が可能です。
接続に必要な詳細は、登録後にご案内します。
注:skypeなどを利用できれば、OmniJoinの利用は可能です。ブラウザで、配信セミナーのための専用URLを開いていただくと、自動で専用ソフトのダウンロードと実行が行われ、配信セミナーの画面に接続できます。ただし、LinuxOSには対応していません。ご注意ください。

印刷用講習会概要&プログラム
プログラム:
2月26日

領域を超えた物質科学研究のための電子状態計算法の基礎と応用

分子や固体の電子分布や諸物性をシュレディンガー方程式に基づいて計算する電子状態計算法は,分子科学・固体物性・材料科学等の領域を超えて広く使われる基盤的な手法の一つです.10年ほど前までは理論開発とプログラムの活用はそれぞれの領域の内部で閉じていましたが,最近は領域の壁を乗り越えて電子状態計算を活用しようとする試みが出ていきました.例えば,分子科学領域のプログラムでは困難な100原子をこえる系の物性や化学反応の計算のために固体物性領域で開発されてきたプログラムを分子科学領域の研究者が活用したり,伝統的な固体物性の手法では困難な精密な物性計算のために,分子科学領域由来の理論を物性物理の研究者が活用したりしています.そこで本講義では,分野の壁を超えて物質科学の諸問題を解決するための基盤になる電子状態計算法の基礎理論とその化学反応への応用例について簡潔に解説します.

13:30-14:30 分子軌道法の基礎
・ハートリーフォック法
・電子相関の取扱礎
14:30-14:40 休憩
14:40-15:40 密度汎関数法と半経験的電子状態計算法
・密度汎関数法
・半経験的分子軌道法
15:40-15:50 休憩
15:50-16:50 光との相互作用によって起きる化学反応への応用
・日焼け止め分子の動作機構
・X線自由電子レーザーパルスによるナノ・バイオ分子の爆発的解離ダイナミクス

2月28日

ガラスの分子シミュレーション

ガラスとは、液体のように空間的に乱れた原子・分子配置を持った状態が凍結されて、固化した状態を指す。ガラス状態への転移については、それが正真正銘の相転移であるか否かを含めてはっきりしたことは分かっておらず、物理学の重要問題となっている。 このガラス転移を記述する理論の開拓が長い時間をかけて進められている。近年でも、ガラスを液体と見るアプローチ、固体と見るアプローチ、双方の立場からの理論展開が行われて、hot な基礎物理学分野を形成している。また、ガラスの動力学的特性や流動・変形機構など、材料特性を解明する幅広い研究が行われている。 今回の講義は、物理・化学分野の修士レベル、または普段これらの話題に接することのない材料分野の博士後期課程学生のレベルを想定し、ガラスの動力学研究のhow to を現代的に解説し、少々最新の研究内容にも触れる。

13:30-14:30 ガラス動力学を計算する
・ガラスの理論と現象論 (なぜシミュレーションが必要か )
・分子動力学シミュレーションの基礎
・ガラスの分子動力学シミュレーションモデル
14:30-14:40 休憩
14:40-15:40 ガラス動力学を解析する
・ガラスの緩和解析
・ガラスの動的不均一解析
・ガラスの振動特性解析
・ガラスの固有構造解析
15:40-15:50 休憩
15:50-16:50 ガラス動力学の新しい展開―シミュレーションの視点から
・ガラスの「平均場理論」
・低次元のガラス
・連続体スケールのガラス

全体進行&企画: 川勝 年洋(東北大学 理学研究科 PCoMS IPD委員長)
寺田 弥生(東北大学 金属材料研究所 PCoMS コーディネーター)
主催: 計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS)
協賛: ポスト「京」重点課題(5)
ポスト「京」重点課題(7)
ポスト「京」萌芽的課題 「基礎科学のフロンティア - 極限への挑戦」

<参加申込フォーム>

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受講希望: 領域を超えた物質科学研究のための電子状態計算法の基礎と応用
 

  

ガラスの分子シミュレーション
 

  

受講会場:    
   
   
   
   web会議システムOmniJoinを利用します。

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