計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS)東北大学
計算物質科学セミナー
-機能性分子材料設計のための電子状態計算実習-
概要と申込フォーム
日 程: |
2019年2月28日(木)13:00 - 17:00 |
講 師: |
東北大学 金属材料研究所 特任助教(研究)山崎 馨氏 |
会場・定員: |
メイン会場:東北大学 青葉山キャンパス サイバーサイエンスセンター 5階端末機室 ・ 20名 http://www.cc.tohoku.ac.jp/map.html ウェブ会議システム(OmniJoin)による同時配信・先着8名 ご自身のPC(Windows 又はMac OS)から参加可能です。 |
参加費: |
無料 |
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申込方法 と締切: |
以下の申込フォームより、お申し込みください。 なお、配信を希望される場合は、2019年2月21日(木)までにお申し込みください。 |
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概要: |
計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS)は、イノベーション創出人材育成事業(Innovative Professional Development事業:略称 IPD事業)として、博士後期課程学生、博士研究員、任期付き助教の方など若手研究者の方を中心に、産官学の幅広い分野で活躍するためのスキルアップを支援する活動を行っています。その活動の一環として、計算物質科学に関するセミナーを毎年開催しています。今回のセミナーは、コンピュータ実習付きの電子状態計算計算法に関するセミナーです。 分子や固体の電子分布や諸物性をシュレディンガー方程式に基づいて計算する電子状態計算法は、分子科学・固体物性・材料科学等の領域を超えて広く使われる基盤的な手法の一つです。電子状態計算を用いて材料設計を行うためには、基礎理論をしっかりと理解するとともに、実際に計算を行って「実践経験」を養うことが必要です。そこで本講義では、電子状態計算の基礎理論であるハートリ ー・フォック法と密度汎関数法について解説したあと、電子状態計算に基づく諸物性の計算法について説明します。そして演習として、代表的な分子向け電子状態計算パッケージの1つであるGaussian 16を用いた機能性分子の計算実習を行います。 必要な予備知識:学部レベルの量子力学及び熱・統計力学。なお、一般的な物理化学の教科書(アトキンス,マッカーリ・サイモンなど)を一通り事前に学習していることが望ましいです。 参考文献: [1] 平尾公彦 監修・武次徹也 著「新版 すぐできる 量子化学計算ビギナーズ マニュアル」講談社 (2015); [2] F. Jensen “Introduction to Computational Chemistry” 3rd ed., Wiley( 2017); [3] 常田貴夫 著「密度汎関数法の基礎」講談社(2012) ※実習は、サイバーサイエンスセンター5階端末を用いて行うため、 各自でPCなどを持参いただく必要はありません。 ※配信講義にてご参加の方はご自身のPCにGaussian 16をインストールしておいてください。 |
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プログラム: |
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問合せ先: | 東北大学金属材料研究所 計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS)事務局 メール: pcoms=imr.tohoku.ac.jp (=を@に変更してください。) |
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Cooperation / 協賛: |
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